Surryhills Report

シドニーSurryhillsで働いてた零細トレーダーのブログ(昭和末世代♂)の金融日記。
国際情勢やマーケット情報をストレートニュースの如くレポートします。

カテゴリ: ゴールド

ドル円相場が大荒れになっています。

あまりにも早く150円に突破した去年10月下旬から一転してオーバーシュートの20-30年に一度のバイイングクライマックスだった可能性が浮上。

いよいよ史上最大のバブルである基軸通貨「ドル」の崩壊が始まるのかもしれない。

そもそも今や金利が5%になってるドル、0.25%以下の日本円での金利差によって110円→150円という超円安が進んだだけに過ぎなかった結末でしょう。

今後、日銀総裁変更と、長期金利上昇により、下手すると株式は10年間以上の下落トレンド、日本円は2012年以来の円高相場が帰ってくることになります。

ゴールドの相場が、不気味な予兆を見せています。

雇用統計が強くて1959ドルを大天井に2営業日でー90ドルもの急落。

現在は1860ドルを底値に反発していますが、そもそも利上げ時代にゴールドが買われる理由があるのでしょうか?

ドルが売られる反面、ゴールドドル建ては上昇していますが、円建てでは月足のデッドクロスが見えてきた。

screenshot.67


質屋買取価格では24kで1g8000円が天井かもしれない。

1g一万円と言われていましたが、世界的に利上げ、さに円高になると、実質マイナス金利であるゴールドは半値以下に落ち込むことも考えられます。

ゴールドが上昇する要因は、金融緩和による増刷による副作用でしかありません。

2020年8月2060ドル、2022年3月2060ドル、2023年1月1959ドルできれいな3年越しの三尊天井を形成し、今後は数年かけて1500ドルへ向かう相場観。

恐らく今年は株価も仮想通貨貴金属も下落トレンドがひどくなり、株価を延命させたい政府により24-25年に金融緩和再開(利下げ)することになるかと見えてます。

次なる金融緩和はドルがマイナス金利にまで行き、その時ゴールドは1オンス1万ドルを目指すかもしれません。

ただし月足MACDがプラテンするまでに最低でも2-3年はかかるでしょうから、円建て金の20-30年にもわたる上昇トレンドはここで終わりになる気がしています。

【前回】暴落したゴールド、バフェット氏の金鉱株買いは天井サインか?

ゴールドに関しては2070ドルの大天井から何もかもほぼ想定通りの動きをしており、特に更新する内容はありませんでしたが、9月下旬の1850ドル割れからの反発を見せてからの相場観をアップデートします。



金曜日、激しく揉み合ってたゴールドが暴騰を開始しました。

ずばり、日足MACDがGCで、あと1週間ぐらいは最低でも強い動きをしそうなチャートになっています。

これから調整完了で8月6日の2070ドルを突破する!?

当方のチャート予想は以下になります。

2020-10-11_171647
※ゴールド日足

論拠ですが、今年も2019年と波動が似ています。

春に急騰、夏に暴騰、秋に調整、冬に回復という波。

去年も8月に1550ドルで天井を付けて激しく揉み合い、10月半ばに最後の騙し上げを経て1450ドルまで暴落しました。

2020-10-11_171718
※2019年夏~秋ゴールド日足

続きを読む

【前回】※ゴールド夏の大相場、2070で天井形成か?

2070ドルで短期的に天井ではないか?と言及したゴールドですが、月曜日に想定通り、2070を大天井にして暴落しました。当方のミラトレで2000ドル以上で利確できた方はおめでとうございます。

先週、火曜~水曜は1日で10%近い暴落も見せ、ゴールドは終わった、バブル崩壊かもしれない…

そんな中、バフェット氏がバークシャーのポートフォリオに、ゴールドと相関性のある金鉱株を1.2%も入れてきて、超長期保有投資家のバフェット氏の購入に界隈がざわついています。




前回、5月に航空株を売り、短期的には逆神になってしまったバフェット氏ですが、今回ももしかするとゴールドの天井サインなのではないでしょうか?

尚、ジムロジャーズからもついに貴金属買いサインが出て、天井感マックス。

世界の至るところに終わりが来る:ジム・ロジャーズ
私は金・銀を保有し、さらに下がれば買い増すつもりだ。
10-15%の調整はどんな強気相場でも通常のこと。・・・
人々は恐れるが、それは買いのチャンスも与えてくれる。

続きを読む

【前回】ゴールド1900ドル突破。これからどうなる?

今月も驚異的な速度で急騰し、1900が天井にも見えましたがやはりオーバーシュートして2000ドルを突破、今週は1970のレンジから一気に2070まで、史上最高値を100ドル以上超えました。

金相場、上昇継続の見通し強まる-ゴールドマンは2300ドルを予想

ここまで上がると、もはや青天井ではないでしょうか???

しかし、リーマンショック後からゴールド保有し続けて いたやり手トレーダーが2070て前で利食いしており、さらに「1900ドル突破で高すぎる!天井だ!」と言及してた逆指標マンが今回の急騰でゴールドまだまだ上げると急に意見を変え始めたので、当方は2070ドルが天井だと、上記の世論を見て確信しました。

(すいません、上記は軽いジョークでもあります)

一番の論拠はドルインデックスが上昇トレンドへ入りそうな気配が出ているため、今後、ドルが強くなると考えると、ゴールドがここで天井形成するのは整合性が取れると考えたのが一番の理由です。

有名youtuberのダン高橋さんが、ドル高目線で、ユーロドルのショートを推奨しています。



ゴールドとユーロドルは実は多少相関性があり、というよりドルが弱いとゴールドが強いので、今後のドル高はゴールドの逆風になります。

続きを読む

【前回】ゴールド、1800ドルを目指す局面へ?

6月中旬に買い場を見込んでいましたが、まさかたった1か月弱で1900ドルへタッチしました。

想定以上のスピードでしたが、これは金融緩和の副作用として当然の現象です。

【米国市況】株続落、米中対立激化を嫌気-金スポットは1900ドル突破

24日の米株式相場は続落。米中の緊張激化や景気回復が失速する可能性について、投資家が懸念を強めた。金のスポット価格は、2011年以降で初めて1オンス=1900ドルを上回った。

米中関係悪化によって1900ドル突破と言われていますが、後付けです。

10年米国債も下落しドルが下がっているので、もはや明確に株式に天井サインがテクニカル的にもファンダ的には点灯している。

ブラックロックCEOが売却開始しており、7月下旬から異変が起きそう。

企業内部関係者が株式売却、ブラックロックCEOも-天井接近示唆か

業績悪化の株式が金融緩和で上がるのであれば、希少性が揺るがずファンダのないゴールドは相対的に株式より上がる運命にあります。

金余りの中で株式が急落すると、必然的にゴールドと債権に流れ、これまで見たことのないような資金の変動が見られるかもしれない。

ゴールドがわずか1週間で100ドル上昇で、経験のない速さです。

さすがに天井なのではないでしょうか?

恐らくこの7~8月がこの1~2年暴騰を開始したゴールドの最後の5波になると思います。

2020-07-25_181255
※週足チャート予想

2020年4月~8月:1300→1550(1波)
2020年12月~3月:1450→1700(3波)
2020年4月~8月:1550→??(5波)

理論的には5波の上限は1850-1900で落ち着くので、この月末でゴールドは天井確定です。

しかし…週足や月足では限界に来ていますが、世界中でマネーがじゃぶじゃぶなので、今回は株式が暴落しても目先は前回の波動以上の上昇を続ける気がしています。


続きを読む

↑このページのトップヘ