「前澤友作」第2幕がありそうな退任劇・・・特捜検察は株取引、背任、インサイダーなど虎視眈眈

下流老人はこういうタイトルにはうっとりする。「ZOZO前澤友作(43)『人間失格』経営」(週刊文春)。女優を愛人にして、自家用ジェット機でウインブルドンテニスを観に行くなんて人間は、自分とは違う世界に住むと思っていたが、どうやら、経営の失敗で、われわれのいる世界へ少し落ちて来たようである。

   前澤という立派な姓ではなく、名前の友作らしくなってきた。これまでが派手すぎた。土地や別荘、高級な乗用車、その上、美術品を相場の1・5~2倍近い値段で落札して、<「美術品市場を混乱させたと言われています」(全国紙文化部記者)>(週刊文春)

   美術品の価値がわからないから、徒に高い値を出して買い漁ってきたのだろう。その抜け作、ではない友作が、プライベートブランド事業が大失敗したこともあって、とうとう経営悪化のために追い込まれて、ヤフーに持っているZOZO株の約30%を売却して、電撃退任してしまったのである。

   社員のことなど無視したやり方と非難されても、仕方なかろう。この取り引き、背任行為、または「究極のインサイダー取引」(週刊新潮)といわれてもおかしくないものだと、指摘されているのである。


電撃的な辞任を発表した前澤社長ですが、週刊誌が猛烈なバッシング記事が飛び交っています。

もともと成金で有名であり、夜はキャバクラで豪遊するなど何年も前から賛否両論で有名だった前澤氏ですが、今回はインサイダー疑惑や特別背任などの疑惑とともに、隠し子と女を高級マンションにすませてる実態などもすっぱ抜かれてます。

会社を私物化してる悪事は事欠きませんが、記者会見では借金を否定し、ヤフー買収の時系列も語っていません。

正直、本気で国家が調査すれば、一部上場企業の社長としてやってはいけないことの一つや二つ見つかると思います。

過去にイトマン事件がありましたが、概要は似ています。

一般株主の利益を毀損し、自分は借金をして豪遊と美術品、宇宙旅行。

後継者は考えないと株主総会で言い切って起きつつ、電撃買収と辞任。

ただここまでの規模で発表してるので根回し万全だとは思いますが、ライブドア事件のように予想外なブラックスワンが今回のTOBにも5%ぐらいの確率で、波乱があるかもしれません。