ビットコインが昨日、100万円 突破し、ヤフーニュースでも流れていました。

ビットコインの価格が約1年1ヶ月ぶりに100万円を突破した。

世界最大の時価総額を有するビットコインは2019年6月16日14時49分(日本時間)現在、100万1911円で取引されている。CoinDesk Japanのデータによると、ビットコイン価格が100万円をつけたのは、昨年5月14日以来、約1年1ヶ月ぶり。

しかし日本ではまったく熱狂感がありません。

当方が前回、調査記事をUPしているように、この上昇に日本人は全体取引高の3%以下であり、70%はテザー社の発行するUSDT建てであり、実質、この上昇を支えているのはUSDTであり、そのほとんどが中国人です。

※テザー社とビットコイン価格の影響と陰謀

仮想通貨の値段の理由としてマイニングの難易度とその影響での売り買い、半減期などが言われていますが、そういった最もらしい理由を掲げ、テザー社がUSDTを意図的に発行追加し、それがビットコイン価格を釣り上げているのが本質だと昨今、確信しました。

2019-06-17_151633

マイニングによる売買は全体の取引高の中で占める割合は、USDTの猛烈な売買高に比べると、多いとは考えにくい。

2017年は日本円が半分近かったビットコインですが、今は7割がUSDTであり、これは明確なUSDTバブルです。

様々な要因で上下するビットコインですが、テザー社の時価総額が最も強い相関があり、言い方を変えると、露骨にテザーが価格操作しています。

ビットコインが一時急伸、9400ドルに接近 テザー絡みの買い観測 

6月11日に150億円追加発行し、さらに昨日6月16日に100億円発行し、何が何でもテザーはビットコインを上昇させようとしています。

仮想通貨は株やFXに比べてテクニカル指標が通用しにくく、仕手株のような値動きだと感じていましたが、その理由は、普通なら調整して下落するような局面で、テザーが100億円レベルで発行し、その後、猛烈な上昇が始まる展開が相次いでいます。

中央銀行の追加緩和で株価が上昇するロジックにも似ており、それを民間企業が独占的にやっており、違法とは断言できませんが、こうした手法は近い将来、なくなり、そうなるとビットコインは今年の1月~3月のような極めて低ボラな値動きにしかならないかもしれません。

フェイスブックがステーブルコインを発行することになっており、テザー社には包囲網ができつつある状況です。

しかし、このテザー社の動きを追えば、価格が読めると考えると、大儲けのチャンスがまだ残されているかもしれません。

・テザー時価総額上昇=ビットコイン買い
・テザー時価総額下落=ビットコイン売り

USDTが取引の7割の現状、極めて有力な指標になると思います。

つまり今は、ビットコインが1万ドルは間違いないと思います。

テザー追加緩和の玉がなくなるまで、ビットコインは最後の狂い上げを演出するかもしれません。