Surryhills Report

シドニーSurryhillsで働いてた零細トレーダーのブログ(昭和末世代♂)の金融日記。
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前回:
2023年夏、日経平均ドル建て250ドルへ?

2か月前に上記の更新をしました。

日経平均が円建て過去最高更新で高値を付けると予想していましたが、ほぼ思った通りの展開になりました。

天井圏は34000~36000あたりになりそうな雰囲気があります。


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現状235ドルが直近の高値。高値圏で動いています。

やはりドル建て250ぐらいが限界のように見えており、円安が進んでいますが、この夏150円へオーバーシュートすることがあれば月足ダブルトップも見えて来る。

米国が利下げ見込めない現状で、今後も円安が進み、米株が低迷する中でラストリゾートとしての日本株や不動産に資金が流れてバブルが再開するという意見さえ聞こえてきましが。

このまま日本は35年ぶりのバブル相場へ突入するのでしょうか?

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【前回】2022年夏、日経平均は円建て高値更新&ドル建て日経平均250ドル天井説

最近、バフェットが日本投資を開始したなど、外資が主導で日経が買われています。

《東京市場》日本株見直し、バフェット氏も寄与 秋野充成

1年前にドル高円安とドル建て日経平均のリバウンドを予想していましたが、ドルだけ先行して的中し、日経は外したと思ってましたが、どうやら1年遅れで的中に向かっている様子。

しかし250ドルぐらいまでならリバウンドの可能性も十分あり、
ドル高円安が進行し日経250ドルまで戻るのであれば、
最終的には日経平均は36000円でバブル期の高値更新が視野に入ったと思います。

ただしその時は、ドル円150円、日経平均36000円(※240ドル)であり、決してドル建て高値は更新しないかと。

現実的には来月ぐらいに3万円を超えてからは、じわじわ円安により日経220-230ドル前後で推移し、ドル円130-140、32000~34000円で2022年は高値圏で推移するんじゃないかと思われます。

地獄の円安はまだまだこれからで、2022-2023年初までは強い円安基調が続くんじゃないかと。

想像できませんが、1989年のバブルの39000円を、
日経255ドル×ドル155円ぐらいの値ごろで史上最高値更新も、
万が一ですがありえるのかもしれません。
1年前のこの予想が2023年に適応されつつある予感がしました。
2022年はドルのみ先行して上がりすぎてましたが、それに1年遅れて日経がついてきたとしたら?

昨今話題の、6月の米国の債務不履行は恐らくノイズであり、マーケティングされて騒がれている様子なので、ここで本物の暴落は来ないかんじがあります。



むしろ米国デフォルトを煽って、大きなショートカバーが来る方が雰囲気的には濃厚。

ドル円が底堅く推移しつつ日経ドル建てで大きなショートカバーを交えて円建てでは過去最高値を目指す予兆があります。

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世界の金融株、時価総額62兆円失う-SVB破綻後3営業日で

ご存じの通り、米シリコンバレーが破綻しました。

金利が上がる時代において、こういった銀行の破綻は不可避であり、想定通り、富の回収フェーズに入っていると思います。

この2年ぐらい高値圏で推移している世界の株式市場ですが、2022年はドルが利上げで大暴れした一年となりました。

次はいよいよ世界株が崩れる予兆が出てきました。

以下、川島和正氏のメルマガより引用です。


■■コラム シリコンバレー銀行破綻で
今後連鎖破綻は起きるか?

3月9日のコラムで
投資詐欺会社ではなく銀行からでも
お金は引き出せないと書きました。

その直後の3月10日
米国のシリコンバレー銀行に
預金を引き出そうとした人が殺到し
引き出せないまま経営破綻しました。


さて、これは何を
意味するのかというと
銀行は顧客から預かった
お金を持っていないということです。

投資詐欺会社が
顧客から預かったお金を使うと
詐欺で逮捕されるものですが
銀行も同じようなものなのです。

国からライセンスをもらい
一等地に立派なビルを構えているから
そういうイメージに
ならないだけなのです。


また、シリコンバレー銀行破綻に伴い
ドルペッグの仮想通貨USDCも
3月10日暴落しました。

USDCも理論上は
同じ量の米ドルを保管している
ことになっていたわけですが
その米ドルをシリコンバレー銀行に
預けておいたので失ったのです。


というわけで
3月9日10日だけで
多くの人が信じていた
「銀行は安心」「USDCは安心」という
幻想が崩れ落ちたのでした。

なお、今はまだ
シリコンバレー銀行だけなので
これは例外とか
たまたまとか考える人もいるでしょう。

しかし、ダボス会議2021の
テーマにもあった
グレートリセットが
意図して起こされていくとしたら
今後も続くでしょうね。


世界の支配者の目的が
富の回収であるとしたら
ありとあらゆる銀行で
同じようになるかもしれません。

そんなことが起きるとは
にわかには
予想しにくいとは思いますが
アルゼンチンなんかは
全銀行がそんな感じでしたので
可能性はゼロではありません。

そんな時に
どうやって資産を守るかは
今のうちによく考えて
対策したほうがいいですね。



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ドル円相場が大荒れになっています。

あまりにも早く150円に突破した去年10月下旬から一転してオーバーシュートの20-30年に一度のバイイングクライマックスだった可能性が浮上。

いよいよ史上最大のバブルである基軸通貨「ドル」の崩壊が始まるのかもしれない。

そもそも今や金利が5%になってるドル、0.25%以下の日本円での金利差によって110円→150円という超円安が進んだだけに過ぎなかった結末でしょう。

今後、日銀総裁変更と、長期金利上昇により、下手すると株式は10年間以上の下落トレンド、日本円は2012年以来の円高相場が帰ってくることになります。

ゴールドの相場が、不気味な予兆を見せています。

雇用統計が強くて1959ドルを大天井に2営業日でー90ドルもの急落。

現在は1860ドルを底値に反発していますが、そもそも利上げ時代にゴールドが買われる理由があるのでしょうか?

ドルが売られる反面、ゴールドドル建ては上昇していますが、円建てでは月足のデッドクロスが見えてきた。

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質屋買取価格では24kで1g8000円が天井かもしれない。

1g一万円と言われていましたが、世界的に利上げ、さに円高になると、実質マイナス金利であるゴールドは半値以下に落ち込むことも考えられます。

ゴールドが上昇する要因は、金融緩和による増刷による副作用でしかありません。

2020年8月2060ドル、2022年3月2060ドル、2023年1月1959ドルできれいな3年越しの三尊天井を形成し、今後は数年かけて1500ドルへ向かう相場観。

恐らく今年は株価も仮想通貨貴金属も下落トレンドがひどくなり、株価を延命させたい政府により24-25年に金融緩和再開(利下げ)することになるかと見えてます。

次なる金融緩和はドルがマイナス金利にまで行き、その時ゴールドは1オンス1万ドルを目指すかもしれません。

ただし月足MACDがプラテンするまでに最低でも2-3年はかかるでしょうから、円建て金の20-30年にもわたる上昇トレンドはここで終わりになる気がしています。

大変お世話になっております。

2022年はドル高相場の相場観がかなり適合した結果、好状況になった影響でブログ更新全くせず、相場もあまり見ない状況になっていました。

ドル円は145円以上で売れた方はおめでとうございます。

ドル高相場が一服して、世界は利上げによって本格的な景気後退と金融バブル崩壊へ向かっているように見えてきている現状。

ドルが利上げに転じた時点で、すでに金融バブルの終わりが見えていました。

今年の春ぐらいから不穏な株の動きとドル高が始まり、10月下旬にドルが152円で天井が見えた時点で、トレンド転換サインが出始めていたと思います。

2011-2021年の10年以上の金融資産上昇のトレンドが転換し、世界的に失われた10年が始まる可能性が浮上。

2022年12月20日の日銀の政策変更で、大正時代から続く筆者行きつけの質屋が、ロレックス等の高級時計の買取価格を一斉に引き下げ開始し、現場が混乱していました。

いよいよROLEX等の高級時計バブルも終わりが見えてきました。

そして不動産です。

昨今はワンルームマンション投資がエリートサラリーマンの間で流行っており、株価低迷とセットで、ワンルームマンション2~3部屋フルローンで購入して不労所得を得る的な投資案件が、まるでバブル期の千葉や埼玉の億ション投資のごとく、不良債権化するのではないかと警告され始めています。

している、不動産屋の滝嶋さんという方が、2022年12月20日の日銀の政策転換が、2023年は暗黒の時代になるかもしれないと強く警告しています。




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